そもそも集客って何の為??

「あなたはなぜ集客やマーケティングが必要かわかりますか?」

この質問結構有名でマーケティングを学ぶ際によく問われる質問です。

そんなの簡単だよ!

「商品やサービスを買ってもらうため」

そう答えたあなたは集客で失敗するでしょう。

「サロンの売り上げや利益のため」と、考えたあなたもおそらく失敗するでしょう!

おいおい!なんでだよ!!って思った貴方にこそ今回の記事は読んで貰いたいです。

集客の本質について理解しよう

そもそも集客やマーケティングの目的をしっかり理解している・していないで、成果には雲泥の差がついてくるものです。

サロンのサービスがうまく売れないとき・集客がうまくいかない時はそういった目的がわかっていなかったりすることが本質的な原因だったりします。

 

そもそも貴方のサロンの目的とはなんでしょうか?

それは「お客さんを喜ばす」こと。それ以外はありません。

潜在顧客を喜ばすことが実はマーケティング!!

サロンの目的である、お客さんを喜ばすというのは、会社やサロンの規模の大・小ではなく貴方が自分のサロンの強みの領域(このサービスは負けない・この技術は他にはない・など)で、自分のサロンが1番お客様を喜ばせられないといけません。

そのサロンの”強み”を使えばお客さんの悩みを解決できる、喜ばすことができる。こういった全部のことがマーケティングの本質です。

なので、1番最初にすることは絶対的な自信を持てるサービスを持ち、”それらを欲している人”に伝えて、試して貰ったお客さんに”喜んでもらう”

これが集客・マーケティングの本質です。

集客がうまくいくようになるには、すべてお客様の目線から見て、考えて、仕組み作りなどをしないといけません。

人が貴方のサロンのサービスを買う理由を知っておこう

最初に、きっと貴方のサロンは技術も素晴らしく私なんかよりもよっぽど能力の高い美容師だと思います。それは建前でなく私の本心です。

しかしその素晴らしい技術だから必ず売れるのか?というとそうではありません。

貴方のサロンのお客さんは何を求めて通っているのか?つい売り手側になると自分自身が消費者の際の気持ちや考えを忘れがちです。

貴方のサロンが今お客様の数を必要としているなら知っておいてほしいこと、それは優れた技術やサービスだけではまだ売れない、ということです。

撤退寸前だったサロンが取り組んだたった一つの方法

これは私の知人で、本当にウデもありコンテストなどでも入賞や、独立前も大手サロンでたくさんの指名客を抱える売れっ子美容師でした。

誰もが彼はウデもいいし人望もあるから独立しても大成功するだろうと思っていたそうです。

実際オープンしてからしばらくは前のサロンからのお客さんも沢山来てくれ、忙しい日々を送っていたそうですが、それも長くは続かなかったそうです。

近隣には美容室があるが、そのサロンより自分の技術なら絶対お客さんを満足させられるはずなのに、とよく言っていたのを覚えています。

しかしそれからも一向にサロンの売り上げは改善していきませんでした。

彼は良いサービス・良い商品も買い手次第で価値観が違うということを理解していなかったのです。

私は彼に1つだけアドバイスをしました

「貴方のサービスを”欲しがっている人にだけ宣伝しなさい」

・良いサービス・良い商品を作りお客様を喜ばす

・そのサービスを求めている人に届くように宣伝する

この二点が揃って初めて集客はうまくいきます。そして購入というアクションに移行します。

貴方も集客が思ったような成果が出ていないときは、1度原点に戻り貴方のサービスの強み、そしてそれを必要としている人がどこにいるのか?というところから紐どいてみてはいかがでしょうか。

体力の低い小さなサロンは無理なく無駄なくが鉄則

大手と違い小さな美容室は集客に対しても大きな費用をつぎ込めません。

しかしコストを全くかけないでの集客を実現するには、それこそ高いブランディング能力と地道な発信を継続し続けた先にあります。

ですから、小さなサロンは自社の強み・ターゲットの明確化・ターゲットの居場所を見つけ、そこに効果的に広告宣伝費をかけていかなければいけません。

コストのバランスに合わせた方法で無理なく無駄なくを”継続的”に行い続けることで世間からの認知は広がります。

有料の広告媒体と無料の広告媒体、デジタルとアナログ、これらをすべて違い潜在顧客の滞在場所を見つけていくことが大切です。

今手元にある武器を使い苦手と言わずそれぞれの媒体を使ってみることが結局1番の近道だったりします。