名古屋で小さな美容院の経営のアドバイザーをしている「サロン経営大学」です。
サロン経営大学のコースには5回の「塾形式」と「個別フォロー」のプランがあり、「個別プラン」のクライアントさんにはガッツリとアドバイスと報告を兼ねたミーティン語を行なっています。
そのサロンオーナーさんお店はもともと高単価でお客様が回っており、経営としては問題はないサロン様でしたが、悩みとしては「今後も同じ結果を維持はし続けられない」「スタッフの売り上げが伸びない」「新規を集客できていない」
このように現状が問題ない代わりに「今後の展開」について手を打っていなかったことを改善するために個別フォローの依頼をいただきました。
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売り上げが全く伸びないスタイリスト
どのサロンにも1人はいたりするケースですが、ほとんどの原因はそのスタッフになかったりします。ケースによって違いますが小規模個人店の場合はそもそも新規を呼べていない事が1番の原因で、集客が上手くいっていて毎月コンスタンスに入客していれば当然売り上げは上がります。
しかし新規集客には大きなコストがかかり、省エネ経営をしていくべき小規模サロンがかけられるコストには限りがあるのも事実です。
オーナーさんとの面談から「現状」の確認と「期限に合わせた目標」を設定させていただき半年が経ちました。
先月の報告でスタッフの個人売り上げが前年比118%という報告をいただきました。
新規を大きく呼んでいるわけではないサロンのスタイリストが何故大きく結果を伸ばす事ができたのか?というと、そのスタッフは実はたった一つの数字とその報告だけに力を入れただけです。
実際にそのスタイリストが取り組んだ1つのこととは?
現状の客数と僅かな新規客数で売り上げを順調にUPさせるためにそのサロンで取り組んでいただいたのは「次回の予約」です。
オーナーさんも相談中は再来率をベース話をされていましたが、再来率って知った時には既に遅いんですよね。。。
なので再来率を向上させるためにも「次回予約の取得率」にだけ力を注いでいただきました。
「店販売上」「パーマ比率」「トリートメント比率」など、売り上げを上げるためによく言われるすべてのものを捨てて、たった一つの「次回予約の取得」だけに取り組んだ結果売り上げを大きく伸ばす結果になりました。
結果の出ないスタッフに対してアドバイスする際に「やること」を多く詰め込みすぎてしまうケースがあります。人はアレもコレもできず、結果すべてが中途半端になってしまいます。
今回は逆にやらせることを減らし、1つだけに全力を注ぎ、毎日の報告義務をつけていただきました、もちろん次回予約だけでは上がりきらないので少しだけ工夫というか種まきはしてもらいましたが…その方法はサロン経営大学を受講してくれた方はお分かりだと思います。
結果をつけさせるためには「道筋」を立ててから!
スタッフに結果をつけさせるには、スタッフ以上に経営者はさらなる準備が必要です。
どのように?いつまでに?どれくらい?コレをしっかり決めてから、具体策を提示してあげなければいけません。
自分の力で売り上げを上げたスタッフは独立して結果を出す力があります。その結果をいつまでも自分のサロンに落としてくれる保証はありませんからね!
大切なのはどんなスタッフでも一定の結果をつけてあげられるように経営者が準備する姿も必要だと思いいます。間違っても売り上げの上がらないスタッフを本人の力量のせいにしないようにしてくださいね、結果をつけてあげられない経営者の責任です。
小さな美容院でスタッフに結果をつけたいなら是非ご相談を
サロン経営大学では小規模サロンが結果を出すために必要なこととして、スタッフの生産性を向上させる施作などもご紹介しています。
今回の記事にあったような次回予約の取得率をUPさせるコツなどもお伝えしています。